「お金」は「物」の代替

「お金」は「物」の代替。

「物」は人が便利になったり、快適になるために取引されます。昔は「物々交換」。(渋沢栄一翁「論語と算盤」より)

 

つまり、人は自分も他者もお互いを快適するために「物」を作り交換したのです。自分が他者の「物」を欲しくても、その相手が欲しくない「物」だったら交換できないので「交換効率」が悪くなります。そこで、相応しい価値で交換できるように「お金」というシステムをつくり上げただけです。

 

「自分が作れる物を他者と交換し合うことが原点」。

交換する相手がグローバル化し、分業化で「物」が作られるようになりわかりにくくなっていますが、今もそれは変わりません。

 

私たちは仕事をしますが、ただただ、自分が作れる「誰かを快適にする物づくり」と「その物を交換したい相手探し」に集中するのみ。交換時に「お金」が動くので絶対に必要なのです。